一連の開発環境が整ったところで、Java servletで簡単なサンプルを作って動作検証してみます。
作成するものは「ブラウザからアクセスされたら、HTMLを生成して応答を返す」です。
Eclipseを起動しておきます。(Eclipseのセットアップはこの回で説明した通り)
メニュー「ファイル」-「新規」-「プロジェクト」を選択します
「Web」-「動的Webプロジェクト」を選択して次へをクリックします
プロジェクト名を指定し(今回はsample01としました)次へをクリックします
次へをクリックします
完了をクリックします
プロジェクトが完成しました。
ここからJavaのservletクラスを作っていきます
ソース(src)を右クリックして「新規」-「クラス」を選択します
クラス名を指定します(Servlet01としています)
Javaクラスの編集準備が出来ました。
このクラスを以下のコードにします
※ソースコードの表示部分に一部HTMLタグが含まれており、正しく表示されていなかったので3/23改変しています。
package sample01; import java.io.IOException; import java.io.PrintWriter; import javax.servlet.ServletException; import javax.servlet.annotation.WebServlet; import javax.servlet.http.HttpServlet; import javax.servlet.http.HttpServletRequest; import javax.servlet.http.HttpServletResponse; @WebServlet("/S01") public class Servlet01 extends HttpServlet { protected void doGet(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response) throws ServletException, IOException { response.setContentType("text/html"); PrintWriter out = response.getWriter(); out.println("<html><head></head><body>"); out.println("<p>Simple Application</p>"); out.println("<p>Servlet01</p>"); out.println("</body></html>"); } }
Tomcatの設定ファイルを極力変更したくないので、@WebServletアノテーションにURL「/S01」を指定しています
アプリケーションサーバーtomcatへ組み込みます
サーバービューのlocalhost tomcatを右クリックして「追加および削除」をクリックします
作成したプロジェクト「sample01」を選択状態で「追加」をクリックします(この時点で「sample01」が使用可能から構成済みに移動します。
そして完了をクリックします
サーバービューのlocalhost tomcatに「sample01」が追加になっていますのでサーバーを始動ボタンをクリックします
コンソールビューにtomcatの起動メッセージが流れて起動が完了します
ブラウザを立ち上げて、作成したWebアプリケーションにアクセスします
http://localhost:8080/sample01/S01
URLの意味
http | プロトコル |
localhost | サーバー |
8080 | Tomcatの実行ポート番号 |
sample01 | Webアプリケーション名 |
S01 | サーブレットマッピング |
プログラムで指定した下記の文字が表示されていれば成功です
Simple Application
Servlet01
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